「めん処 小田九（おだく） 」
〜明治、大正、昭和、平成と
４つの時代を超えて供される昔ながら中華そば〜
こちらは1897(明治30)年創業の百年食堂。
青森堤橋のたもとの老舗食堂小田九さんです
古さと懐かしさを漂わせている暖簾を潜ると
タイムスリップしたかのような歴史を感じさせる店内は
テーブル席と小上がり席があり意外と広いです。
メニューはそば・うどんの他
ラーメン・カレー・丼物に定食も用意されています。
気軽に食事できる普段使いの食堂として多くの方利用されてきたのかなぁと思いながら
オーダーしたのはラーメン（450円）です。
普通サイズでも器に盛り盛り
450円だというのにも関わらず他店の大盛りに匹敵する
ボリューム感です。
レンゲですくって味わうと
スープはすこし濁りもあって多少しょっぱ目でしょうか
麺はもっちり少し柔らかな中細麺です
角のない優しい味わい
それがここの小田九さんのラーメンの特徴です。
具材はネギにメンマ
そしてチャーシュー
チャーシューはどちらかという
しっかりと火を通した昔ながらの食感
まさに明治、大正、昭和、平成と
４つの時代を超えて供される昔ながら中華そばです。
こちらのお店では
寺山修司も棟方志功もきっと
太宰治もお腹満たしたに違いありません
食を通していろんなことに思いが広がっていきます。
まさに
古典的なラーメンを今に伝える老舗食堂です
現在は82歳になる四代目の店主さんが
ありがとうございますと
送り出してくれました。
多くのファンのためにいつまでも続いて欲しいと思いながらお店を後にしました。
～めん処 小田九～
【 住 所 】：青森県青森市堤町1丁目11-10
【 電 話 】 : 017-722-1484
【営業時間】：未確認
【 定 休 日】：木曜日
【 駐 車 場】：なし
