「青森市役所庁舎移転のお話」

「青森市役所庁舎移転のお話」

青森市役所は創設以来10回くらいも移転してるんです！

昨年末、一部の課が
移転を少しづつしていた青森市役所ですが
いよいよ本年
青森市役所が
青森市の複合商業施設アウガに移転

駅前庁舎として供用を1月4日より開始します。

今日は
青森開港時より
街づくりの基点となって来た
庁舎のお話です。

青森市になる前の青森町の時代
時は明治13年
青森を動かす町役場が出来たのが

青森市、安方にある
善知鳥神社の境内でした。

その後、町役場は幾度となく
青森の大火事に見舞われ場所変更を余儀なくされます

明治25年に新築した新浜町の庁舎は焼失
米町三井銀行跡地に移転ののち
明治38年に新浜町大林区署跡に新築

この庁舎も焼失して
明治43年には
仮庁舎を当時の県物産陳列場に入り

新築して
さらに新町に移転するも
今度は空襲で焼失

新浜町の公会堂に移るも撤去して
蓮華寺の地下へ移り

昭和22年に元の県病跡地の中央、仮庁舎へ移り

昭和31年に中央の庁舎新築完成し

この度、青森駅前のアウガへ移転

数えてみると10回目の移転となるようです

新聞の情報によると
アウガに勤務する職員は１千人規模らしく
駅前商店街関係者で組織する
「青森市まちづくりあきんど隊」は
職員を含め１日２千人以上が駅前庁舎に出入りすると試算しています

青森市は、港まち・商いのまち・交通の要衝として発展してきたまち
近年は、
北海道新幹線の開業
国際定期チャーター便の就航
大型クルーズ客船の寄港増加など、
広域観光の窓口としての役割がますます高まってきていますが

ただただ青森市の発展を望む次第です

記事参考http://service-news.tokyo/urerumise-3588
書籍/新青森市史、青森の歴史

街グルメ青森
記事編集/鈴木勇(グローバルキッチンサイゴン所属)