「おせちを大晦日に!?青森県の年越し、お正月食事情」
一般的には大晦日は年越しそば等で
軽く済ませる事が他の地方では多いようです。
でも津軽地方では、
元旦でなく大晦日にごちそうを
食べるのが“青森スタイル”
実は大晦日の夜がメインだったりします。
他所で年越しをした事もないので
ずっと同じだと思ってきましたが
大晦日に蕎麦だけ食べてると聞いた時は信じられなかったものです
さて津軽の年越しですが
昔の家庭ではそれぞれ、おせちの料理を用意して
年越しに食べ、
その残りをお正月に食べていたんだそうです
そして、お正月におせちの残りを食べるのは
台所を預かる女性にも休んでもらうという意味もあったんだそうです
作られる料理というと
煮しめ、なます、子和え、ナマコ、数の子、茶碗蒸しなどでしょうか
そんな豪華なおせちを食べて、一年を締め括り、新しい年を迎えます。
そんなおせち料理も
最近では自宅で作る人は、ずいぶん減ったように聞きます。
年末は忙しいですし、生活スタイルも昔とは違ってきてます
知り合いの中にはすき焼きやお寿司
オードブルなどという方も多いです
いずれにせよ
津軽ではおせちではなくとも
ご馳走を食べるという文化は引き継がれているわけで
家族の好きなものだけを作って、
お正月気分を楽しむというのも良いように思います。
型通りにするよりも、みんなが美味しく楽しく過ごせるのが、何よりの年越しでしょうか。
ちょっと気が早い
年越しのお話でした。
雪が降ってくると早くお正月が来れば良いと思うのは私だけでしょうか。
オードブルの写真は恐縮ながら
編集者の店のオードブルでした。
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街グルメ青森
記事編集/鈴木勇(グローバルキッチンサイゴン所属)