青森で頑張る!この人
街グルメインタビュー

広州橋本店シェフ
「伊川佳孝」36歳

おしゃべりハウスのミラクルキッチンでもお馴染み
広州橋本の伊川さんにお話をうかがう機会を持たせていただきました。

ー「今日はお忙しいところありがとうございます」

伊川「こちらこそ、ありがとうございます。」

ー早速なんですが、広州さんと言えば中華料理ですが、
どのような経緯でシェフになられたんですか?
伊川さんは青森出身なんですよね?

伊川「自分の生まれは横須賀なんですよ」

ーえ!横須賀なんですか!

伊川「実は、親父が元海軍にいまして、賄いなんか船で作っていたそうなん
です。それが、皆に評判が良かったんですよ。陸に上がるようになったんで
すが、そのまま横浜の中華街で修行して、中華を本格的に学び、実家青森に
お店を出したんです。
自分もその父の影響でこの道に進みました。」

ー伊川さんはどちらかで勉強なさったんですか?

伊川「高校卒業後、札幌の専門学校を2年で卒業しまして、横浜の新横浜ホテルに2年、
東京、南国酒家3年、仙台ホテル、浅草の正華飯店(セイカハンテン )、ウェスティンホテル東京 で勉強しました。」

ーすごいですね、料理一筋!本場の中華を学ばれて、私たちはその味を堪能できるわけですね。
それは皆さん嬉しいデスね。
ずっと中華料理でやって来られたんですか!

伊川「はい、ずっと中華ですね(^^)」

ーそうですか
、帰って来られたきっかけなんかはなんですか?

伊川「父が、リュウマチになりまして、それがきっかけですね」

ーみんな親が心配ですもんね。

得意な料理はなんですか?広東料理なんですか、やはり

伊川「広東にはなるんですけど、うちでは飯店なんで麺からご飯もの焼きそば、そういう感じですね」

ーどのようなものを目指しておられるんですか?

伊川「三世代が、気軽に楽しめる中華ですね!」

ー子供さんからお年寄り、家族がみんな楽しめるお店は良いですよね
じゃあ、味的にも極端なものはできるだけ控えているんでしょうね。

伊川「年配の方に合わせた量的なもの、辛さも選べるような工夫をしております
優しい味を目指していますね。

ーなるほど、良いことですね。
確かに、我が家も先日みんな満足しておりました。
家族みんなで行けるところは限られますよね。
お店の人気メニューはなんでしょう?

伊川「お店の一番人気は担々麺です。ごま風味、練りゴマの風味と自家製のラー油、ザーサイ、もやし、ひき肉の食感が楽しめるように、あと、麺も自家製の麺で、スープと合うようになってます。こちらは辛さが選べるようになってまして
5段階の中から選べます。あと麻婆豆腐も自分はこだわりをもってお出ししています」

ー麻婆豆腐も確かに美味しかった(^^)
麻婆のこだわりってどんなとこですか?よく中華のシェフは豆腐はもちろん
使用する時には豆腐はお湯で茹でて使いますが、あんな感じでしょうか。

伊川
「麻婆豆腐もうちは2種類
普通の麻婆豆腐は絹ごし、四川麻婆豆腐は木綿
使用する調味料も中華山椒、これを花椒(ホアジャオ)といいますが
その中華山椒と奥深い味を出す為にトウチなどを隠し味に入れ、それぞれの特徴的な味を意識して作っています。別添えで山椒もお客様にふりかけて頂きます。

もちろん、豆腐は茹でますよ(笑)

ーいやーまた食べたい!今度は食べ比べたいです(^^)
それでは、伊川さんは担々麺、麻婆豆腐をお勧めということですか?

伊川「4大ラーメンというのがありまして、担々麺、五目あんかけラーメン、
スーラー湯麺、麻婆麺と言うんですが、これを皆さんに是非お勧めしていきたいと思っております。

ー4大ラーメンですか、カッコ良いです!
楽しみですね!今日は有りがとうございました。

伊川「こちらこそありがとうございましたm(__)m」